新型コロナウイルスの感染拡大の影響で学校が休校中の児童生徒の家庭学習について、文部科学省は10日、テレビやオンライン教材などを活用する指導内容を全国の教育委員会などに示した。学校再開後の夏休み短縮や土曜授業による補習の実施も提案している。
文科省によると、政府の緊急事態宣言の対象となった7都府県を中心に小中高校で休校が長期化するおそれがあることから、具体例を交えて内容を示した。
休校中の家庭学習は教科書に基づいて行うよう求めた上で、学校が作ったプリントやNHKのEテレ、ICT(情報通信技術)教材、動画、インターネットを活用した学習も組み合わせるよう明示。可能であれば、テレビ会議システムなどを使った教師によるオンライン指導も行い、日ごとの学習スケジュールなどを立てるよう提案した。
休校中の学習評価については、…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル